君の隣で眠りたいーー

ーーーーーーー


校舎裏。人気は0。


「何笑ってたの?


さっき、笑ってたよね」


冷静に、冷静にーー。


君を怖がらせない様に。



「あー、結城くんが面白いこと言うから。

つい、笑っちゃって」


結城くんーーーー?



いつから、そんなん呼んでんの?


冷静に、冷静、、


わかってる。


「そろそろ、授業始まるし行こ?」


ドンッーーー



!!!!


壁を殴るように手を置いた。


「ーーーもうアイツと話すなよ。


分かった?」


「ーーーッッ」



威圧した瞳を美心に見せてしまった。


少し、引き下がる美心に顔をしかめた。