「青くん、雷くんの腕の中で寝ちゃってごめんなさい」



違う男の人の腕の中で寝るなんて、私は最低だ。


なのに、私の側から離れない貴方に私は泣きそうになった。


「大丈夫、ゆっくりでいいから。


だから、もう雷の腕では寝ないで」


うん、寝ないよ。


大切な貴方を悲しませたくないから。


「うん、寝ないよ。

青くんだけーー」



それは、絶対的な約束。


たとえ、寝れない日が続いても私は青くんの腕の中に身を委ねるからーー。