君が、ようやく口を離した。


「ごめん、ヤキモチ妬いた。


眠りな」


青くんは、私を抱き締める様に眠った。

疲れてるのか、すぐに聞こえる寝息。

私も、目を閉じた。


だけどーーー眠れない。


私は青くんの腕を解くと、客間室を出た。