「落ちないの。


触られた肌が、汚くて洗ってるのに落ちないの。

いくら、洗っても全然___綺麗にならないの。


私は汚されちゃったッ」



君が、泣いてる声が幹部室に響く。


俺は、君を抱き締めた。


「美心は、汚くないよ。
 美心は、汚れてなんていない。


美心ーー




君を愛してる____」



澄んだ声が私の心にすんなり入った。


「ありがとう」


私は、青くんが好き。