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「青くん、待って!!早いよ~きゃっ」


暗がりの廊下を逆戻りしてる中、私は青くんのスピードに追い付けず躓く。


ガシッ


私の体を抱き締めた青くん。

「悪い、ごめんな」


手を差し出す青くんの、手を掴んだ。


「これで、良かったのーー?


仲間割れしたままで、良かったの?

私のせいだよね、ごめんなさいッ!!」



掴んだ手が、急に離れて君が倉庫を飛び出した。


泣いてる美心を見た。


すぐには動けない自分が、嫌になる。