ほら、だから言ったろ。


雷ーーー。


お前に、二人の恋を邪魔するなんてできないんだよ。


「美心、俺は諦めないから」



諦めたくない。


諦めれないーー。



「雷くん、ごめんなさい。

私ーー青くんが好きッ」


知ってる。

君の瞳には、もう俺は、映ってないーーー。


「ーーーーッッ」


「!!!ッッいやぁッ!」


俺は、気づいたら君を抱き締めていた。