本当にずるいよな。

キスしたのに、嫌じゃなかったとか言って、そんなん言われたら嬉しくて仕方ねーじゃん。


「俺、これからも、ずっと美心を守りたい。


美心以外いらない。


俺の彼女になって欲しい!!」



「…………はい。私ーー青くんが好きです」



俺は、呆然と美心を見た。
「本当にーー?」

俺の言葉に頷く美心を抱き締めた。