助けるつもりが、足場を失い倒れ混んだ先はーー美心。


まるで、俺が、美心を押し倒した形になっている。


暗い中に長時間いたせいで、目が暗さに慣れてきた。



押し倒された美心が、真っ赤になりながら見つめるその瞳にーー。



キスをした。