「美心。


遅くなってごめん!!


たくさん、怖い思いさせてごめん。

俺守るよーー美心のこと。


"ーーーーだ"」



私にしか聞こえない小さな声。


ドクン。



"好きだーーー"。



胸に響いて苦しくなる。


私は顔をあげた。


青くんが微笑んだ。