君の隣で眠りたいーー

ただ、一つ言えるのは



彼らは私を助けてくれた人達だってこと。



「ありがとうございます。


もう、大丈夫。あれ?」


立てない。



どうしょう、腰抜けちゃった?



「どうしたの?立てないの?」


青が私に近づく。



「あっ、はい。。」



「ちょっとごめんね」



えっーーーー?


「きゃっ」



何、何何が起こってるの?



私…青くんに、お姫様抱っこされてる。



どこに捕まっていいか、分からない手は振り落とされない様に彼にしがみついた。


思わず、恥ずかしく彼の胸に顔を埋める。




「つか、やべーって」



やばい?何が?


「チッ」


舌打ちをする雷。



私は首を傾げた。