帰宅すると1時半を回っていた。

ゆうくんは、私を部屋の前まで送ってくると、

「奏、好きだよ。
おやすみ。」

と口づけた。

私は、真っ赤になってうつむきながら、

「おやすみなさい。」

と答えて、部屋に入った。