曇り、ときどき雨。君に、いつでも恋。



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夏休みに入った。


一学期の成績は、
思ったより良くてママにもほめてもらえた。

アイちゃんは特に進展はなかったみたいで、少しガッカリしてた。



・・・でもきみたち、両思いなのだよ。






・・・・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・・。
そして今日は、
体育祭委員の集まりがあります。


それもなんと、今日から5日間、連続であるんです。

ちょっと気合い入りすぎじゃない??


うわ~~~~~~~~~~~、
心の準備はしていたけど、サイアクです。


でも、
今週の土曜日にアイちゃんと花火大会に行く約束をしてあるから
それを楽しみに頑張ろうと思います・・・。




憂鬱な気分で
集まりが行われる教室に行くと、もう何人かは来ていて中島くんも来ていた。


「よっ。

おはよ。



クラスごとで隣どうしで座るらしいから、
佐藤さんここな。」


中島くんが、自分が座っている席の隣の机をばんばんと叩いた。


「あ、そうなんだ。ありがと。」


本当に中島くんで良かった・・・!!

安心・・・!



少ししてから始まって、役決めをした。

クラスごとに係が割り振られるから、あたしと中島くんは同じ係。

ふたりで招集がいいねってなって、立候補が他クラスと被らなかったからそのまま決定した。


招集は、
次の競技に出るクラスのところに行って
はい入場門に並んで~~、
って言う係。


これならあたしでもできそう。

良かった。


役決めの後は
仕事内容の確認と体育祭前日までの準備の確認をして解散になった。



あたしはそのまま流れで中島くんと帰ることになった。

この前遊んだから、全然抵抗とかはなかった。

中島くん限定で、
男の子と話すのに慣れたな、あたし。



「にしても、あっついね~~。」


「ほんと、それな。


くそ暑い。」


中島くんの額からはだらだらと汗が流れていた。
多分、あたしもそんな感じだろうな。


「佐藤さんさ、今週の土曜の花火大会って誰かと行く?」


「うん、アイちゃんと行く!

中島くんは?


好きな子誘って行ってみれば?」


って、あちゃー。
自分で言ってから、この話題がNGだったことを思い出した。



「・・・まじか。


じゃあ、あさっての夏祭りは?
そんなにデカい祭じゃないけど」


あたしの心配をよそに、
この前みたいにしーんとはならなくて中島くんは話し続けてくれた。