「お、うひ……さま……?」
白雪姫は思わず膝から崩れ落ちました。
まさか、あんなに恥ずかしい告白めいた憧れを本人に言ってしまっているなんて思いもよらなかったのでした。
「白雪」
お妃さまはもどかしく名前を呼びました。
王妃として嫁いできて、初めてのことでした。
「わたくしは、今まであなたにひどいことをしてきてしまったわ。……ごめんなさい」
「い、いいえ、そんな!」
頭を下げるお妃さまに、白雪姫はぶんぶん首を振ります。
お妃さまはちょっと困ったように笑って、ありがとう、と言いました。
「でも、本当のことだわ」
白雪、とお妃さまはまた呼びました。愛おしそうな声でした。
「わたくしは大変な勘違いをしていたのだって、今さら知ったのよ」
謝って済むことでもないけれど、もしあなたが許してくれるなら、もっとお話をしましょう。
もっと一緒に過ごしましょう。
「わたくしが嫁いでもう五年にもなるのに、わたくしたちはお互いを知らなすぎたわね。本当にごめんなさい」
「いいえ。……いいえ」
白雪姫は何度も首を振りました。泣きすぎてうまく言葉になりません。
白雪姫は思わず膝から崩れ落ちました。
まさか、あんなに恥ずかしい告白めいた憧れを本人に言ってしまっているなんて思いもよらなかったのでした。
「白雪」
お妃さまはもどかしく名前を呼びました。
王妃として嫁いできて、初めてのことでした。
「わたくしは、今まであなたにひどいことをしてきてしまったわ。……ごめんなさい」
「い、いいえ、そんな!」
頭を下げるお妃さまに、白雪姫はぶんぶん首を振ります。
お妃さまはちょっと困ったように笑って、ありがとう、と言いました。
「でも、本当のことだわ」
白雪、とお妃さまはまた呼びました。愛おしそうな声でした。
「わたくしは大変な勘違いをしていたのだって、今さら知ったのよ」
謝って済むことでもないけれど、もしあなたが許してくれるなら、もっとお話をしましょう。
もっと一緒に過ごしましょう。
「わたくしが嫁いでもう五年にもなるのに、わたくしたちはお互いを知らなすぎたわね。本当にごめんなさい」
「いいえ。……いいえ」
白雪姫は何度も首を振りました。泣きすぎてうまく言葉になりません。


