** 「騒がしい奴らで悪かったな。あいつらは俺の仲間」 彼らが帰ったのは、夜の9時頃。 私は遅めの夕飯を食べている。 目の前には設楽さんが座ってスマホをいじってる。 「仲間…?」 仲間…か。 いいな。 私にも仲間がいたらな…。 テニス部の皆は共に勝利を目指す仲間だと思ってた。 それなのに、裏切られた。 やっぱり女ってそういう生き物だ。 「あれ。俺、紅って族の総長してるって言わなかったか?」 ……さぁ…。 昨日は気が動転してたから、あまり何も覚えてない。 というか…。