月光 ~すべてのひとかけら~

そして、私は昨日まで耐えていた。


必死に、必死に…。


昨日…。


思い出すだけでゾッとする。


初めて…無理矢理……だった。


体を重ねる時は、絶対優しかったのに。


キスだって優しかったのに。


昨日は…私がどんなに嫌だと言ってもやめてくれなかった。


だから、私は逃げた。


眠ってる先生を起こさぬよう、そっとベッドから抜け出し、私は逃げ出したんだ。


もう無理だった。


逃げるなら今しかない。


そう確信したから逃げた。


そして、今私はここにいる。