月光 ~すべてのひとかけら~

そんなことがあったからか、翌日にはちゃんと登校することができた。


絶対いじめになんか負けない。


何されても平気だった。


永蔵先生がいるから。


〝永蔵先生は気づいてるよ。皆が私をいじめてること〟


そう言えばマシになるかなと少し思ってたけど、そんなことはなかった。


〝永蔵先生とかどーでもいいし。ただいじめを楽しんでるだけ〟


そう。


最初は嫉妬心からスタートしたいじめが、今やただの娯楽に姿を変えていた。


私が限界だと永蔵先生に泣きついたのは、10月頭。