月光 ~すべてのひとかけら~

クラスでも、皆と仲良くて、学校生活が楽しかった。


充実してて、すごく幸せだった。


幸せは、脆く儚いものだなんて、私はちっとも知らなかった。


いつまでもこの幸せは続くと信じ込んでいた。


愚かだよね。


幸せなんて幻想に過ぎないのに。


そう。


私の幸せは6月一杯で崩壊した。


厳密に言えば、崩壊したことに気づいたのは9月。


だけど、6月一杯で、幸せは崩れかけていたんだ。


運命の歯車が狂い始めたのがちょうどその頃…。