月光 ~すべてのひとかけら~

慌てて服を被って下着を隠す。


その瞬間脱衣場のドアが開いた。


「え、女?おい陵ー!彼女いるんなら教えろよ~」


何を勘違いしたのか、設楽さんに叫ぶ男。


設楽さんは赤と茶色の間っぽい髪色なのに対し、この人はキラキラの金髪。


背が高くてスラッとしてるところは同じだ。


いかにも不良って雰囲気も。


「はぁ?彼女?彼女じゃねーよ!」


リビングから設楽さんが叫び返した。


「結構可愛いじゃん」


金髪の男が私に近づいてきた。