月光 ~すべてのひとかけら~


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「悠瞳ー、もう10時半だぞ」


朝、そんな声で目が覚めた。


「服買ってきたから、着替えろ」


寝起きでボーっとしてる頭で、設楽さんが差し出してくれた紙袋を認識する。


久しぶりにグッスリ寝たかも…。


安心…して寝れたからかな……。


「風呂も入りたかったら入ればいいし」


私は、紙袋を受け取って脱衣場に入る。


お風呂はいいや…。


ピーンポーン…


私が服を着替えてると、インターホンが鳴った。


「ったくアイツら来んのはえーんだよ」


そんな声と共に玄関のドアを開ける音。


「よぉ、陵。ちょっと風呂借りるぞー」


えっ!?


風呂ってここだよね…!?