初めて会ったときと同じで、威圧感が半端なくて怖い。


「さー、自己紹介といきますか!俺は加藤翔(かとうしょう)」


副総長だと言ってた人が加藤さん。


「ボクは栗林誠(くりばやしまこと)」


女の子みたいな男子が栗林さん。


「……新井晃太(あらいこうた)」


無口で暗そうなのが新井さん。


この流れじゃ私も自己紹介しなきゃいけないか……。


まるで、この場を受け入れたみたいな感じで嫌だな。


「古城悠瞳…です」


視線は床のまま話す。


「星龍の倉庫へようこそー!俺ら四人と榎本莉桜っていう子が幹部」


叶翔さんの彼女、幹部なんだ…。