倒れていたのは大学のアイドル、深津君。





深津君は頭から血を流して倒れていたのだ。





「深津君! 大丈夫!?」





もう一回声をかけてみたけど、やっぱり返事はない。




こういうときってどうすればよかったんだっけ……!?





「んっ……」





すると、深津君が少しだけ、苦しそうに動いた。





「救急車っ……!」





私は自分のスマホを取り出し、救急車を呼んだ。





そして、私は深津君の付き添いとして到着した救急車に乗り、病院に行った。