動けるようになったのは、それから三日後。



ナースステーションに行く俺。



早く君を見付けたい。




「すいません、あの…………小島虹夏さんの病棟はどこですか?」




「虹夏ちゃんは、先ほど……………」




えっーーーーー??




言葉を濁す看護師に嫌な予感が、過った。




ポンッ。



誰かが肩を叩く、それだけのことで胸がドカドカした。