「そんな簡単なことかよ、幼馴染みって。

なんでまたいきなり」



長く幼馴染みをしてていきなり幼馴染みを止めれなんて、意味が分からない。



そう言うアイツは不敵に笑ったんだ。



「だってさ、邪魔なんだもん。



お前だって、愛菜が好きなんだから。


奪われたくないしな。


だからさあ、俺達付き合ったらーーー



消えてくんない？」





俺達付き合ったらーー消えてくんない？





君は俺の弟。



腹の中にいる時から、ずっと一緒。




生まれてからも光のことは



俺が守るって決めてた。



だからーーーーー




「分かったよ」



そう言うしか無かったんだ。