「アミは、アミには夕くんが優しく見えたよ。


光くんに、愛菜ちゃんを譲った夕くんを私は知ってる。



本当は、誰よりも優しいーーー「違う!!!!



俺は優しくなんかない。


愛菜の記憶がないのが、俺じゃなくてーー


光だったらって………


悪い奴なんだよ」



愛菜が、記憶がないのは俺じゃなくて光だったらってずるい考えが浮かんだ。



必死で打ち消した。