ーーーーガサッ



土を蹴る音に振り向くとヤンキーが一人。



「あれ?一人でなにしてんの?


君、愛菜ちゃんじゃん。

なあ、どう??遊ばない?」


や………だ。


腕が伸びてきて私を掴んだ。


それと同時に誰かが男の手を掴んだ。



「なにしてんの?」



低い冷たい声。



「夕ーーー」




戸惑う私の声が震えてる。