私は知らなかった。


夕の気持ちなんてわからなかった。


そして、放課後。


裏の花壇で待つ様に言われた私は一人、光を待つ。



光を待つのは苦じゃない。


遅いな………なんか、用事とか。



後もう少し待とう。


私は待った。



君が好きだから私は待った。