「お前、ここへ来たときより変わったな。」

「ああ。最初は気が強いけどどこかビクビクしてたけど今は背筋が伸びてて自分を持ってるって感じだな。」

秀吉さんと政宗に言われるけど自分にはそんな自覚はない。

「そうかな...?」

「そうだ。でも、無理だけはするなよ?」

「ありがとう!」

なんか、認められたみたいで嬉しい。

「戦はもう近くなってる。ゆっくり休めよ?」

そこでお開きになった。
三成くんはあの後も読書に夢中で気がつけばご飯を食べてなかった。
あの生活だとほんとに心配だと思った。