「私、買い物が好きなんです。だからお願いします!」

「それでしたら...。」

こうでも言わないと...!

そして私は今、城下町へいる。
特に私の買うものはないけど、女中さんから頼まれた着物を作る生地を探している。

どういう生地かは言われなかったから私の好みでいいのかな...?

「あれ...?お前...。」

ん?

振り向くとそこにはいつかのびびの下敷きになっていた人がいた。