異国の人の行為に対して、怒気を帯びながらも秀吉はびびにお礼を言った。
そしてすぐに部屋を出た。

「早速、貴様に助けられたな。礼を言う。」

「いえ、お気になさらず。」

信長様は私を見据えた。

「褒美をやろう。何がいい。」

「いりません。私はもうご褒美はもらいました。」

「...?まだあげてないが...?」

「私はお礼をもらいました。それだけで十分です。」