「うわーん!!! 蘭君好き!!大好き!! 嬉しいよ〜〜〜!!ありがとう...っ!」 「あー...そりゃあよかった」 これ以上、好きになったら自分がどうなってしまうのか想像しただけで怖いのに。 もっともっと深く溺れて、意識すら遠のいていく。 「大切にするね」 「...俺の前では付けんなよ、それ」 「なんで!?」 「はずいから」 「...全然恥ずかしくなんかないのに」 変な蘭君。 その日からずっとネックレスを身につけて、蘭君にドン引きされたのは言うまでもない。