【完】孤独な闇の中、命懸けの恋に堕ちた。





*

次の日のお昼休み。


昨日の膝枕のせいで、太ももが痛くて眠れなかった私は
おかげさまで寝不足。


朝、弁当を作る時間も目の下に出来たクマを隠す時間もなくて
ボロボロの状態で学校に行った。


仕方ないから、今日のお昼は購買部で買った味のしないコッペパンだけ。


これしかなかったんだもん...
うう、唐揚げが食べたいよー!!



「珍しいわね、彩羽が弁当じゃないなんて」



屋上で風を感じながら一緒にお昼を過ごしてる光花が
お弁当箱を片手に言う。



「作る暇がなかったの...蘭君のせいで」


「ああ、あの男とまだ関係続いてたんだ」


「振られたけどね」


「振られたのに関係を続けるあんたって、ほんと一途ね。
初めての恋だからって夢見てると、次の恋、遅咲きになっちゃうぞ〜」


「次の恋も蘭君だよ...。
わたし、もう蘭君しか愛せないの」


「恋愛初心者のくせに何大げさなこと言ってんだか」


「...そんなんだから光花は、すぐに男をコロコロと変えちゃうんだ」


「なにを〜!!彩羽のくせに生意気!!」