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久しぶりにお母さんの仕事の休みが取れた土曜日。
2人で久しぶりにご飯でも作って、冷えきった家の中を暖かくしようと言ってくれた母。
お母さんが溜まりに溜まった洗濯物をしている間に
私は今夜の夕食の食材を買うため、家から少し離れた場所にあるスーパーに来ていた。
「んー、これとこれと。あとこれ!!」
野菜よりも肉多めに買って、レジでお会計。
久しぶりにお母さんと2人でご飯を食べるから、浮かれたくもない心が、音符を撒き散らしていた。
「「あっ」」
両手に買い物袋を持ってスーパーから出ると
ちょうど蘭君が私の前を歩いていて、すぐに気づいて振り返ってくれた。
こんなところで会うなんて...
ちょっと運命感じちゃう。
「蘭君、久しぶり...。
まあ一昨日会ったけどね」
「ああ」
「...」
うっ...気まずい。
いや、だってしょうがないじゃん
一昨日あんな別れ方しちゃったんだもん
そりゃあ気まずくて当たり前だよね。


