す、拗ねてしまったとか?
と怯えながら、
「すみませんでした。
あの、せっかくですから、お茶しましょうっ」
と言ってみたのだが、京平は振り返り、
「違う。
お前が食べられなくなるのならいいと言ってるんだ」
と言ってくる。
え、でも、と京平より、少し上の段に乗っているのぞみが身を乗り出しながら言うと、
「どうせ奢るのなら、美味しく食べて欲しいからな」
と京平は言う。
言い方は喧嘩腰ではあったが、そうやって気遣ってくれるのが、ちょっと嬉しかった。
「……ありがとうございます」
と微笑み言ってみたのだが、京平はすぐに目をそらしてしまう。
「まったくお前はごちゃごちゃうるさいなっ」
と文句を言ってはいるのだが、それが自分の親切心を知られて照れているようにも見えて、笑ってしまった。
だが、笑っていることがバレたら、また怒鳴られそうなので、のぞみは京平とは離れたステップに乗ったまま、ひとり静かに笑っていた。
と怯えながら、
「すみませんでした。
あの、せっかくですから、お茶しましょうっ」
と言ってみたのだが、京平は振り返り、
「違う。
お前が食べられなくなるのならいいと言ってるんだ」
と言ってくる。
え、でも、と京平より、少し上の段に乗っているのぞみが身を乗り出しながら言うと、
「どうせ奢るのなら、美味しく食べて欲しいからな」
と京平は言う。
言い方は喧嘩腰ではあったが、そうやって気遣ってくれるのが、ちょっと嬉しかった。
「……ありがとうございます」
と微笑み言ってみたのだが、京平はすぐに目をそらしてしまう。
「まったくお前はごちゃごちゃうるさいなっ」
と文句を言ってはいるのだが、それが自分の親切心を知られて照れているようにも見えて、笑ってしまった。
だが、笑っていることがバレたら、また怒鳴られそうなので、のぞみは京平とは離れたステップに乗ったまま、ひとり静かに笑っていた。



