「わかってるなら、もう帰れ」 と言う祐人に、 いや……貴方が言えと言ったんですよね……、と思いながらも、のぞみは、 「失礼します」 と言って、さっさと秘書室を出た。 これ以上、難癖つけられてはかなわないと思ったからだ。