「専務。
私は嘘をつくのが苦手なんですが。
……なんで、耳を塞ぐんですか」
のぞみが告白しようとした途端、京平が慌てて両耳に手をやったからだ。
「いや、なんでだろうな。
反射だ。
……笑うな」
と言って、京平は、こちらを睨んでくる。
「すみません。
今、専務を可愛いなと思ってしまいました」
とのぞみが白状すると、京平は憤慨した風に言ってくる。
「なんだ、お前は嘘が下手だな」
と。
「この俺が可愛いとかあるものか」
いや……、時折、すごく可愛らしいときがありますよ、と思っていると、
「どうせ、嘘をつくなら、派手に行け」
と京平は言ってきた。
「私、専務が大好きなんです。
浮気とか一生ありえませんとかっ」
いや……、それ、嘘なんですかね?
実は結構、自己評価低いですね、と思っていると、京平は、
「俺は嘘つくの、結構得意だぞ」
と言ってくる。
そうですね。
意地を張った貴方のとんでもない嘘でこんなことになってるわけですもんね、と思っていると、
「俺は実は、お前が高校生の頃から好きだったんだ」
と言い出した。
私は嘘をつくのが苦手なんですが。
……なんで、耳を塞ぐんですか」
のぞみが告白しようとした途端、京平が慌てて両耳に手をやったからだ。
「いや、なんでだろうな。
反射だ。
……笑うな」
と言って、京平は、こちらを睨んでくる。
「すみません。
今、専務を可愛いなと思ってしまいました」
とのぞみが白状すると、京平は憤慨した風に言ってくる。
「なんだ、お前は嘘が下手だな」
と。
「この俺が可愛いとかあるものか」
いや……、時折、すごく可愛らしいときがありますよ、と思っていると、
「どうせ、嘘をつくなら、派手に行け」
と京平は言ってきた。
「私、専務が大好きなんです。
浮気とか一生ありえませんとかっ」
いや……、それ、嘘なんですかね?
実は結構、自己評価低いですね、と思っていると、京平は、
「俺は嘘つくの、結構得意だぞ」
と言ってくる。
そうですね。
意地を張った貴方のとんでもない嘘でこんなことになってるわけですもんね、と思っていると、
「俺は実は、お前が高校生の頃から好きだったんだ」
と言い出した。



