わたしと専務のナイショの話

「いやいや、別々で」
と頑なに固辞すると、気の短い祐人は、ムッとし、

「じゃあ、わかった。
 俺も図書館行くけど、お前、俺とは目も合わすなよっ」
と言ってくる。

 ……子どもか、と思いながら、秘書室に戻っていく祐人を見送った。