わたしと専務のナイショの話

『――いつからだろうな』

 まっすぐ自分を見つめ、京平が言ってくる。

『俺は、いつから、お前が好きだったんだろう?』

 ……夢でも見たのでしょうかね?

 いや、そんな、だいそれた夢、見るはずないと思うんですが、と思いながら、のぞみは専務室の扉を振り返った。