「じゃあ、付き合ったこともない人間に相談しないでくださいよっ」
と言い返すと、祐人は渋い顔をして言ってきた。
「いや、だからこそ、もうちょっと夢見がちなことをソフトに語ってくれるかと思ったんだよっ。
……自分が傷ついてない分、容赦ねえな」
「いえいえ。
今、充分、私の恋心は傷つけられているところですよ。
初恋もまだなのに、結婚決まりかけてますしね」
「いや、どのみち、お前の初恋は専務だったんじゃないのか?
だって、チョコあげたんだろう?」
「それは、みんなもあげると思ってたからですよ。
っていうか、御堂さんは、ちゃんと好きな人が居ていいですね」
「フラれてもか……」
フラれたんだったのか……。
まあ、そうだろうな。
この感じからすると、と思いながら、
「なにも恋愛経験ないよりは」
と言うと、祐人はこちらを見、
「じゃあ、俺と――」
と言いかけてやめ、
「ああ、専務と結婚するんだったな」
と言ってくる。
と言い返すと、祐人は渋い顔をして言ってきた。
「いや、だからこそ、もうちょっと夢見がちなことをソフトに語ってくれるかと思ったんだよっ。
……自分が傷ついてない分、容赦ねえな」
「いえいえ。
今、充分、私の恋心は傷つけられているところですよ。
初恋もまだなのに、結婚決まりかけてますしね」
「いや、どのみち、お前の初恋は専務だったんじゃないのか?
だって、チョコあげたんだろう?」
「それは、みんなもあげると思ってたからですよ。
っていうか、御堂さんは、ちゃんと好きな人が居ていいですね」
「フラれてもか……」
フラれたんだったのか……。
まあ、そうだろうな。
この感じからすると、と思いながら、
「なにも恋愛経験ないよりは」
と言うと、祐人はこちらを見、
「じゃあ、俺と――」
と言いかけてやめ、
「ああ、専務と結婚するんだったな」
と言ってくる。



