わたしと専務のナイショの話

 正座している膝の上に両手を置き、まだ構えているようなのぞみを見下ろした京平は、ふっと笑って立ち上がる。

「なにか食べに行くか。
 此処から歩いていけるところにでも」

 そう言って――。