ぶすっとしている蒼井のテーブルに

今度はキネウムがやってきました

「・・・何?」

「あっ・・・あの、蒼井さん」

「ちょっと目を閉じてもらえますか?」

「・・・なんで」

そう言いながらも蒼井は

素直に瞳を閉じました

キネウムは何度も博士の方に視線を送り

もうほんと勘弁して下さいよ

これで戻らなかったら僕殺されますよ!

何言っとんじゃい!一回やったんじゃろ

一回もニ回も大差ないわい!!

と博士とのジェスチャー合戦の末

もういいの?まだ?何?早く!!

という蒼井のどんどん強くなる口調に

はぁ・・・僕は一体何をしているんだ

まだあの美味しいハンバーガー・・・

あ、ハンバーガー!下げちゃうの!!

ちょっとまだ食べかけっ!!

もういい!やれ!自分!!

とキネウムは頑張っちゃうのでした