私の見るセカイ

机とダンボールとイス定位置
音響out
明転
ダンボールを探るガサゴソ
シノ「どこに行っちゃったんだろう」
ナオキ出てくる
ナオキ「おはよう」
シノ「あ、おはよう!」
ナオキ「昨日の修正なおった?」
シノ「うん、一応パターンいくつか考えてきたから」
ナオキ「結局シノがほとんど書いちゃったな。みんなで書こうって話で始めたはずだったのに。ごめんな」
シノ「ううん、みんなだって、セリフとか考えてくれたじゃない。それに、こんな素敵なラストを作れたのは、本当にみんなのおかげだもの」
ナオキ「本当に、いい台本だよな」
シノ「うん!」
ナオキ「俺がこの台本を上まで連れてく」
シノ「あはは、がんばれ主人公くん!」
ナオキ「バカにしてるの?」
シノ「ううん、ナオキなら出来るって思うよ 」
ナオキ「おぉ任せて」
シノ「俺の言葉を信じてくれればいい、でしょ?」
ナオキ「…バカに、してる?」
シノ「してないよ!」
ナオキ「本当かなぁ」
シノ「本当に。…あー、あの日が今までの人生で1番大きかった気がする」
ナオキ「俺も、かも」
シノ「みんないろいろなことを考えてるんだよね、そして前に進んでくんだ」
ナオキ「そうだな」
シノ「私は、あの時何を考えてもダメで、自分の感情もいまいち分かんなくなっちゃって、もうこのまま逃げ出したいって思ってたけど、みんなが迎えに来てくれたこと本当に感謝してる」
ナオキ「リカコの案だぞ」
シノ「リカコが1番成長したかもね、ヒカリとも仲良くなったし、よかった」
ナオキ「うん」
シノ「そうだ!ナオキにジュース奢ってあげるよ」
ナオキ「え、なんで」
シノ「お礼」
ナオキ「いいよ別に」
シノ「みんなにも買ってこよーっと」リュック持ってこ
ナオキ「…」
シノ「何がいい?」
ナオキ「カフェオレ」
シノ「分かった」走ってく
ナオキ「…(絵本を取り出す。絵本を読む」
ナオキ「こんなバットエンドじゃ、シノにふさわしくないか」
最後のページを破る
そして新しくラストを書く
ナオキ「よかった、シノがこの絵本を見つけてくれて。途中はどうなることかと思ったけど、結果みんなが前に進めた。…俺は何も、変わらないけど」
ナオキ「でも、誰かの未来を変えることが出来た。またこの絵本をシノが見つけてくれた時は…」
足音
リカコ「おはよう!」
ニコ「おはようございます」
ヒカリ「おはよう、ございます」
ナオキ「おはよう」
リカコ「なんか誰かと話してた?」
ナオキ「空気かな」
リカコ「ちょっとそれ私のマネ?」
ヒカリ「不思議ちゃんかよ」
ナオキ「辛辣だな」
リョウ「おっはようございまーす!!」
ダイスケ「おはようございます!」
リカコ「おはよう、相変わらず元気だな」
リョウ「ちょっとリカコ先輩、見てくださいよ。この王子様。2枚も来たんすよ。神引きしてしまいました」
リカコ「へー、…私こっちの方が顔好き」
リョウ「男は顔じゃありませんよ!」
リカコ「顔だよ」
リョウ「わー!ナオキ先輩!リカコ先輩があんなこと言う!」
ナオキ「モテないひがみだから気にしないで」
リカコ「お前、潰すよ?」
レン「おはようございます!」
ユウキ「おはようございます」
リカコ「おはよう!」
ナオキ「おはよう」
リカコ「言ってはならぬことを言ったぞ、お前」
リョウ「しかしそれも真実」
リカコ「リョウ!」
リョウ「わー!」
リカコ「もう…」
レン「なんか盛り上がってますね」
ユウキ「平和ですね、相変わらず」
ダイスケ「1年がすーごい大人」
ニコ「見習わないと」
ヒカリ「てかリョウとリカコ先輩がうるさいだけで、私たちは別に」
リカコ「ヒカリちゃん、…黙ろうね」
ヒカリ「すいません」
シノ登場
シノ「あれー、みんなおはよう」
おはようございます、おはよう
リカコ「遅かったね」
シノ「ジュース買ってきたの」
リカコ「へー、何買ってきたの…」
シノ「これー」
どんどん出してく
リカコ「いや、買いすぎでしょ」
シノ「みんなに」
ニコ「え?」
シノ「奢りです」
リョウ「ありがとうございます!」
ダイスケ「1、2、3、…8。1個足りなくないすか」
シノ「(人の数を数える)8、足りてるじゃん」
ナオキ「自分の分は?」
シノ「あ、」
ナオキ「人のことばっかり考えてるから」
リョウ「なら!」
スーパーヒーロー
リョウ「俺買ってきます!おごりで(ドヤ」
ダイスケ「いや、俺が買ってきます!おごりで(ドヤ」
リカコ「じゃあ私も買って来る」
ニコ「え」
ヒカリ「私も行く」
ニコ「じゃ、じゃあ私も」
レン「待ってください、私も行きます」
ユウキ「私も」
リョウ「よっしゃ行くぞー!」
おー
みんな出てく
シノ「えぇ!」
ナオキ「あげた分は結局しっかり返ってくるじゃん。みんなだってお礼がしたいんだよ」
シノ「そうなのかな」あはは
ナオキ「例えばさ、これが(ジュース)1つのちょっとした愛だとしたらさ、シノがちょっとずつあげた分はみんなからたくさん返ってきて大きくなる」
シノ「どういうこと」
ナオキ「つまり、みんなはシノが大好きってことだよ!」
シノ「あはは」
ナオキ「俺もな!」
シノ「うん」
ナオキ「俺も買ってこよーっと。何がいい?」
シノ「え、えーっと待って私も行く」
ナオキ「おぉ」
シノ「てか私そんなにいっぱい飲めないんだけど」
ナオキ「あはは」
はける
音響はそのまま…
暗転
舞台お片付け