私のせい…?


「あなたが皆さんに希望を与えた。特に桜樹さんは本当にあなたを信じていた。そうですよね、桜樹さん」


……!!


「こんなことになるんなら信用なんてするんじゃなかった。大方そんなところでしょう。桜樹さんや七瀬さんの気持ちは」


私のせい……?


私が悪いの?


「ただただ全員が騙し合うGAMEなら、こんな風に傷つく人はいなかった。私が引き金を引いたとしても、弾を込めたのはあなたです」


……。


「葛城」


煌聖の低い声。


救いの声に聞こえた。


「そうやって余裕でいられるのも今だけだ。覚悟しとくんだな。負ける覚悟を」


煌聖の挑発に葛城さんは眉をピクッと動かした。


「そっくりそのままお返しします」


葛城さんのオーラが変わった。


本気になった…。


そんな気がした。