「そして私はシナリオ通り小田切さんを指名した。
なぜだかわかりますか?
私は知っていました。
辰巳さんと小田切さんが同盟を組んでいることを。
だから、辰巳さんに裏切らせたかったんです。
まんまと私の策にハメられ、裏切りましたね。
小田切さんを。
……辰巳さん。
分かってますよね。
小田切さんを裏切ったということは、朝比奈さんを裏切ったということになるんですよ?
彼女は本当に信じてましたから。
裏切り合いは起きないと」
何も言わずただジッとしてる煌聖。
そんな煌聖を私は初めて見た。
何も言えず…何もできない。
そんな煌聖を。
なぜだかわかりますか?
私は知っていました。
辰巳さんと小田切さんが同盟を組んでいることを。
だから、辰巳さんに裏切らせたかったんです。
まんまと私の策にハメられ、裏切りましたね。
小田切さんを。
……辰巳さん。
分かってますよね。
小田切さんを裏切ったということは、朝比奈さんを裏切ったということになるんですよ?
彼女は本当に信じてましたから。
裏切り合いは起きないと」
何も言わずただジッとしてる煌聖。
そんな煌聖を私は初めて見た。
何も言えず…何もできない。
そんな煌聖を。