LIFE or DEATH ~命懸けの心理戦・頭脳戦~

嘘……。


「夢乃という名前を授かったが故、こんな能力が芽生えた気がして仕方ないんです。だから私は自分の名前が嫌いです」


そうだったんだ……。


大変だよね…。


見えてしまうのも。


「じゃあ早く教えろよ。ジョーカー。見えてるんだろ?」


急かす鈴音さんに、葛城さんは笑みを浮かべる。


「いいですよ。お教えしま─」


「ちょっと待て」


煌聖…。


煌聖の妨害で葛城さんの笑みが消える。


そして、今度はその顔に黒い笑みが浮ぶ。


「なんでしょう?辰巳さん」