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「……ん…」
奇妙な招待状が届いた翌朝。
柔らかいベッドの上で寝たはずなのに、なぜか身体中が痛い。
というかベッドが硬い。
「……ん?」
ベッドじゃない。
私は床に寝てる。
全く知らない床だ。
「どこ…ここ」
とりあえず立ち上がって辺りを見回すと、他にも人が寝てた。
ガランとした広くて何もない部屋。
広さはホテルなどのパーティ会場くらいかな。
グレーの石でできた壁で囲まれていて、扉も見当たらない。
……扉が見当たらないのにどうやって入ってきたのか。
第一、ここはどこ?
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