いや……っ!!


「信じない……!!あの青は煌聖のじゃない…っ!!」


絶対違う…っ!


「…あれは俺だ」


「違う……!!」


信じない……っ!!


煌聖は5回戦に私と一緒に参加するんだよ……っ!


「……守らなくていいなんて嘘だよ……っ。守ってよ…っ守ってよ煌聖……っっ」


1人で闘うなんて無理だよ……っ


煌聖…っ!


「………ごめん紅葉」


嘘だ……。


信じない…。


「50分も必要ない。排除するなら今すぐしてくれ」


!?


「嫌……っ!!煌聖いやだよ…っ!」


ギュ…


引きよせられて、強く抱きしめられる。


そんなんじゃ、やだ……。

 
「紅葉は1人でも大丈夫だ。だから頑張れ。俺はいつでも近くにいる」


そして、最後のキスを交わした。