LIFE or DEATH ~命懸けの心理戦・頭脳戦~

『質問だ。Aがお前の手元にあるかどうかだ』


…いきなりピンポイントな質問……。


『あります』


!!


じゃあ煌聖、あとはマークを当てるだけ…?


『ふーん?お前はもう嘘をつく権利を失った。残りの質問にはすべて正直に答えるしかない』


……嘘…?


『バレちゃいましたか。それは残念です』


ハイレベルすぎてついていけない。


『二つ目の質問だ。J、Qどちらが好きか』


……質問の意図が分からない。


『J』


葛城さんの声は普通通りだ。


動揺してる様な声でもない…。