なんで、そんな子が・・・・・・

学園長をしてるわけー?!

「あ、あたしこう見えても23歳ですから!魔法であたしの体の成長を止めてるんですよ」

「それって、いつからで・・・・・・?」

「えーと、20歳の時に巻き戻してそれから・・・・・・ですね」

「はあ・・・・・・」

びっくり!

「それでは、ひとまず学園長室へ行きましょう」

「あ、はい」

ついていこ




「ぜぇ・・・・・・はぁ・・・・・・」

「?どうしました?」

「み、道のりが長すぎて・・・・・・」

「慣れれば問題ありませんから!」

そ、そういうものなの?って言うか、問題はそこじゃなく

「大きく、ないですか?校舎・・・・・・」

「そうですねぇ。普通の学校の三倍程の敷地が・・・・・・」

・・・・・・聞かなかったことにします

鈴さんが学園長室と書かれたプレートが掛かっているドアを開け、中に入れてくれる

ピンクだ・・・・・・

「それでは、ここにお掛け下さい」

お言葉に甘えまして

黒の長ソファに腰を下ろした

いつの間にやら紅茶を取りに行ったみたい

「あ、お構いなく」

「いえいえ」

向かい合って座った。間には長方形のテーブルが置いてあって

鈴さんはそのテーブルにカップを置いた

「ええと、このパンフレットを差し上げます。校舎の地図も載っているので使ってください」

「ありがとうございます」