学園中に光が差し込む

その光は、温かくて、切なくて

その光が消えた頃

正門にいた人々は、徐々に校舎内へ収まっていく

もちろん、みんなも

この学園中を見渡せる、学園の真上で

あたしは、それを見ていた

「・・・・・・行こうかな」

最後に、その姿をしっかりと目に焼き付けて

あたしは、静かにその場を去ったのだった───────
















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