心にきみという青春を描く




そして、部活が終わり帰宅した私は部屋でゴロゴロとしていた。すると、ノックもなしにいきなりドアが勢いよく開く。


「ねえ、お母さんが仕事で遅くなるから晩ごはんの買い物できないって連絡あったんだけど」

くるくるのツインテールに白襟のセーラー服。スカートは膝上で、おまけに最近まつげエクステをしたらしく、元から大きい目がさらにお人形みたいなっている。


「頼まれたなら〝すずめ〟が行ってよ」

「えー私にスーパーのレジ袋は似合わないし」


この生意気で、私と正反対の性格をしているのは、妹のすずめだ。

春に中学生になったばかりなのに、すでに化粧をしてるし、真面目さだけが自慢な私とは違い、素行が悪く校則違反は当たり前。

気づけばピアスだって開いてるし、髪の毛は金髪。本当に妹は私とは非対称なのだ。


「そんな格好して学校で怒られないの?」

「お姉ちゃんこそ、そんな地味で学校で笑われない?」

「わ、笑われないよ!」

妹はすぐにああいえばこういうけれど、いつも私が押し負けるパターンが多い。